アインシュタインだって大好きにちがいない―相対性理論



 相対性理論「LOVEずっきゅん」



 このバンドも、今最も注目されてるバンドと言っていいんでしょうね。「ポストYouTube時代のポップ・マエストロ」「全天候型ポップ・ユニット」こと相対性理論。2006年9月結成。サウンド面ではおそらく70年代のフォーク/ロックを参照しつつ、そういうのを感じさせない脱力キュートな女の子ボーカルの力が抜けてる感じがよいです。気合い入ってないのが、相対的にロックとして機能してるんですよね。
 言語センスも抜群ですね。ぼくは「由比ヶ浜」でテンションが上がるんですけど、なんででしょうね? 古文っぽいからかなあ?


 「学級崩壊」



 非常勤講師的には微妙な曲ですが、この曲も言語センス抜群なんですよね。ささやき系の声で歌われると、なんだか愛おしい気持ちを持て余してしまってどうしようという感じですね(笑)


 「ふしぎデカルト



 バンド名に由来する科学系の楽曲群も不思議な味わいで、よいです。




シフォン主義

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