antennasia野外ライブ&現在活動中のサブカル系バンド
- アーティスト: antennasia
- 出版社/メーカー: インディーズ・メーカー
- 発売日: 2006/07/19
- メディア: CD
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antennasiaの野外ライブを見た。女性VoサンとSanとプログラミングのNerveeからなる音響系のユニットで、ダブ、ジャズ、テクノ、ハウス、トランス、アンビエント等、いろんなタイプの楽曲をやっていたのだけど、全体的にはビョークみたいなことをやってたかな。というのは説明のために無理やりひねり出した言葉で、実際には既存のジャンルには当て嵌まらない、新しい音楽をやってたなという印象です。女性Voは声を響かせるような歌い方でよく通り、気持ちよかった。音楽以外の部分では、DJの男性がライブの間ノートパソコンをいじっていたのと、女性VoがMCになるとギャップがものすごいのが印象的だった。
antennasia公式HP
antennasia「Pegasus」
で、久しぶりにバンドのライブを見て、最近はどんなバンドが人気があるのか、90年代、フリッパーズ・ギターやフィッシュマンズ、サニーデイ・サービス、NUMBER GIRL、『rocking'on JAPAN』や『QUICK JAPAN』あたりが好きだったサブカル系の人たちは、今どんな音楽を聴いているのか、気になり(くるり、バンプ、アジカン、サンボマスター、 GOING UNDER GROUND、ZAZEN BOYS、木村カエラ、ヒップホップ系の有名どころくらいは知っているけれど)、YOU TUBEで動画を探しつつ、いろいろ探してみた。(解説はWikipediaを参照・引用)。
Polaris「空間」
2000年、元フィッシュマンズのベース柏原譲を中心に結成された、いわばフィッシュマンズの後継バンド。オオヤユウスケ(ボーカル・ギター)は、クラムボンの原田郁子、ハナレグミの永積タカシとohanaとしても活動中。
クラムボン「シカゴ」
1996年、原田郁子、ミト、伊藤大助の三人で結成。バンド名は宮沢賢治「やまなし」から。既存のジャンルにとらわれない音楽活動を行っているということだけど、ジャズが中心で、矢野顕子みたいな感じだな、という印象。そういえば、ずいぶん前から人に勧められてたんですけど、たしかにいいですね。
ハナレグミ「家族の風景」
ファンクバンドSUPER BUTTER DOGのVo永積タカシのソロユニット。これはアコースティックギターによる弾き語り曲。アルファ「宇宙ハワイfeat.ハナレグミ」はキャッチーな楽曲。
トルネード竜巻「パークサイドは夢の中」
「1998年慶應義塾大学・湘南藤沢キャンパスの音楽サークルで結成され、ジャズやプログレッシブロックの要素、轟音ギターやノイズを織り交ぜた、高密度で高品位なポップミュージックを制作している」とのこと。「複雑・難解」と評されたが、「パークサイドは夢の中」以降はシンプルな曲が多くなったらしく、けれど動画はこれしかないので、試聴&ダウンロードサイトにリンクを張っておきます。
murr*murr「Echo」
antennasiaと似た感じのバンド。詳細はよくわからず。blog「電子音楽家の徒然な日記」にリンクを張っておきます。
THA BLUE HERB「AMENIMOMAKEZ」
1997年結成の異色のヒップホップグループ。MCはILL-BOSSTINO 、トラックメイカーはO.N.O。Wikiには「象徴的であった東京に対するDis(攻撃)を展開し、地方でもHIPHOPをやれるという価値観を提示し、HIPHOPシーンにおいてアンダーグラウンド対メジャー、ないしは地方対中央という構図を作り上げた。日本語ラップの歴史において「Tha Blue Herb以降」という大きなターニングポイントを作り上げる」とあり、なんだかものすごい。和製ギャングスタなどとは異なり、本当の意味で硬派という感じで、メジャーシーンで活躍しているヒップホップ系ユニットとは全然違う存在のよう。動画の曲は、宮沢賢治「雨ニモ負ケズ」を引用。この動画は、今回特に見ておいてほしいものの一つ。
入れようかどうか迷ったものも多数あるんですけど、とりあえずこの辺で。後でまた足すかも。Polarisを見つけられたのでそれだけで満足してるんですけど、こういう趣旨でいいバンドがいたらコメント欄なりメールなりで教えてくださいませ。
Number Girl「Omoide In My Head」
とりあえずNumber Girlの爽快感ったらないよな。ということで、Number Girlみたいなバンド、どこかにないですかね?