週末の学会情報



 今週末は、各地で注目度の高い学会・シンポジウムが開催されるので、このblogでも紹介しておきます。
 このblogで紹介する学会以外にも、「満洲国」文学研究会、富山文学の会、日本語コーパス平家物語講演会、愛知県犬山市ブックフェス等、注目度の高い国文系の学会・イベントが目白押しですので、笠間書院イベントスケジュール表でチェックしてください。http://kasamashoin.jp/2007/08/post_203.html



日本近代文学会東海支部シンポジウム「〈少女〉は語る/〈少女〉を語る」


 会場:名古屋大学大学院文学研究科文学部棟237教室
 日程:3月14日(日)14時〜
 Ust中継あり! ネットの生中継を視聴できます! http://qurl.com/ztfsp 


 パネリスト:
  菅聡子「「ジュニア小説」とは何だったのか―少女小説史のブラックホール
  久米依子「パフォーマンスとしての〈少女〉――雑誌投稿欄からライトノベルまで」
  坪井秀人「少女文化と文化資本
 ディスカッサント:小松史生子
 司会:佐々木亜紀


 詳細:Disseminating Operations of Academic blog http://d.hatena.ne.jp/DOARA758/20100309
 Ustream中継(ネットで生中継を視聴できます!) http://www.ustream.tv/user/doara758






科学言説研究プロジェクト第7回公開研究会「SF研究の新たな地平」


 会場:工学院大学新宿校舎27階2710共同セミナー室
 日程:3月13日(土)14時30分〜


 発表:タヤンディエー・ドゥニ「ナノテクノロジーとSF、架空の科学と真のフィクション」
 講演:長山靖生「古典SFと近代日本の想像力」
 コメンテーター:小林敦


 詳細:科学言説研究プロジェクトHP http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~wwf1019/






シンポジウム「近代学問の起源と編成」


 会場:早稲田大学早稲田キャンパス14号館1階102教室
 日程:3月13日(土)13時〜、14日(日)10時〜


 プログラム:
 3月13日(土) 文学研究の近代―学問としての成立と展開―
  藤巻和宏「文学研究の範囲と対象―寺院資料から近代学問を捉え返す―」
  田中貴子「〈中世〉の発見―近代知識人を中心に―」
  笹沼俊暁「外地の国文学と「風土」―犬養孝の万葉風土論と台湾―」
  平藤喜久子「神話学の「発生」をめぐって」
  倉方健作「フランス近代詩と学問―「ボードレール研究」の確立を例に―」


 3月14日(日) 近代諸学の成立と編成―前近代の継承と断絶―
  北條勝貴「歴史と歴史学の存在意義―グラウンド・ゼロから考える―」
  井田太郎「実証という方法―近世文学研究は江戸時代になにを夢見たか―」
  玉蟲敏子「江戸後期の古画趣味と日本の美術史学」
  藤田大誠「近代国学と人文諸学の形成」
  飯田健「国家からの視点、市民からの視点―近代日本に輸入された政治学の二つの系統―」
  齋藤隆志「近代経済学マルクス経済学―その受容と対立の歴史―」
  森田邦久「西洋哲学と近代科学の成立」
  青谷秀紀「H・ピレンヌと近代ベルギー史学の形成」


 詳細:早稲田大学高等研究所HP http://www.waseda.jp/wias/achievement/symposium/sym_100313.html






東北大学芸談話会シンポジウム「教材としてのカノンを問い返す」


 会場:東北大学文学研究科棟807号室
 日程:3月13日(土)14時〜、14日(日)14時〜


 3月13日(土) 近・現代篇
  新美南吉『ごんぎつね』
  原民喜『夏の花』
  中学三年生教材『故郷』『いちご同盟』をめぐって


 3月13日(土) 古典篇
  『古事記
  『源氏物語
  『大鏡


 東北大学芸談話HP(詳細はなし) http://www.sal.tohoku.ac.jp/kokubungaku/6danwakai.htm


  ※ 修士の学生の発表もあるので、発表者の名前は伏せる形で情報掲載させていただきます。レベルの高い発表と討論が聞けることは保証します。