大学教員公募情報&『文藝時評体系』



研究者人材データベース
 大学教員の公募は、ここでチェックしていれば漏れはないのでしょうか。例えば、現在、「人文学/文学」で検索すると、こんな結果になります。


・最近、ゆまに書房の『文藝時評体系』全73巻について、大学附属図書館の書庫で気づいてやっと認識しました。2005年刊行開始ということなので、近年の刊行なんですね。いままでは同時代の時評を調べるために相当な苦労を強いられていたわけですが、これでかなり労力が削減されることになるのでしょうか。まだ実際に活用したことがないので、確かなことは言えないのですが。それにしても、ここ最近のゆまに書房の活躍ぶりは目を見張るものがありますね。


・19日の学会で、近代文学における「親鸞もの」の系譜を検証するというテーマの発表があるらしくて、発表前に何作か読んでおきたいと思って、「親鸞もの」をちょっと調べてみたのですが、倉田百三出家とその弟子」(大正5年)くらいしか見つけられていないんですよね。特に大正11年にさかんに書かれたらしいのですが、それもまったく見つけられていなくて、こういうのを調べるにはどうしたらいいんでしょうね。
 もちろん、当時の雑誌を一冊ずつ確認すればいいのですが、そうではなくて、ネット上に、主な雑誌に掲載された文学作品のデータベースがあり、そして、タイトルだけではなくて、今回であれば、「親鸞」というキーワードで検索すれば、どのような作品が書かれているか調べられるといったようなデータベースがあると便利なのになということですね。近代文学研究では、データベース化は遅れてますよね。もしすでにそうしたデータベースがあるということであれば、ご教授のほどよろしくお願いします。