書本&cafe「マゼラン」



 書本&cafe magellan(マゼラン)、以前から仙台に穴場の古書店があるという噂を聞いていたのですが、やっと見つけました。それで実際に入ってみたのですが、近現代文学系、哲学/現代思想系の学術書や、映画、写真、漫画、美術系の本が数多く置かれていて、やはりとてもいい品揃えのお店でしたね。ネットでも入手困難になっている本を良心的な値段で購入できて、とても嬉しかったのですが、文系の研究者やアート系に関心がある方は、一度足を運んでみる価値はあると思いますよ。
 マゼランは、古書店というだけではなくて、お茶やケーキを出す喫茶店でもあり美術系の展示会を企画したりもしているみたいですね。書本&cafe magellanのblogを見ると、仙台で行われる古本市や美術展、企画などの紹介などもしており、文化の発信基地でもあるようです。音楽や雰囲気の趣味もとてもよくて、文化に関心が高い人たちの穴場的な空間という印象でしたね。仙台メディアテークに近い場所にあるので、メディアテークに用事があるとき梯子するといいのではないでしょうか。


 小さいけれどいいお店だと思いますし、微力ながら応援したいので、場所なども紹介しておきます。住所は、仙台市青葉区春日町7-34ですね。仙台メディアテークから仙台駅の方向に歩いていくと、晩翠通りが横切っているので、そのまま横断歩道を渡らずに左に曲がり、晩翠通りを歩いていくと、ビルと弁当屋さんの間の奥まった空間にある古書店があるはずです。見つけづらい場所にあると思うので、あらかじめ地図などを用意して行ってみてください。見つけづらい場所にあるというのも穴場っぽくて、まあ困るんですけど、いいですよね。