教師生活



 30時間寝てない。結局連休中忙しくて、徹夜で授業の準備をする羽目になったからなんですけど、やっぱりまだいまの生活に慣れてないですね。高校で授業終えてから大学に戻って授業受けてましたからね。おかげでネムネムです。


 授業は、一応のところ最初のイニシエーションは終えて、まあまあそれなりに格好がつくようになっているのだけど、悪い意味で安定してしまっているというか、一応いまのままで授業は成立してるんだけど、ぼくがやってるんだから、もうちょっとおもしろくやれなきゃおかしいって思う。
 教科書を解説していく授業なんかは淡々とやっていくもので、まあこんなのは工夫の余地があまりなくて、誰がやっても同じなわけだし、生徒たちが眠そうだろうが淡々と仕事をするのが大人というものかもしれないけれど、おれはそれじゃ嫌なんですよね。お客さんは満足させて帰らせたいじゃないですか。限られた時間の中でノルマをこなして、プラスアルファ「今日の授業おもしろかったな」と思わせたいだなんて欲張りなのかもしれないけれど、うーん、普通に終わるときってなんかちょっと悔しいんですよね。


 まあ、まだまだ試行錯誤ですね。時間の使い方という点については、いまはかなり下手なんですけど、慣れてくればもっと要領よく準備を進めていくことができていくようになっていくし、今後もっと多くの授業を受け持つことができるようになっていけるんじゃないか、という予感がありますよ。いまはまだ一桁の授業数しか持ってませんからね。他の先生たちに比べればかなり楽なんですけど、もっとやれるし、もっとやりたいっていう気持ちもあります。もっと喋りたいし、生徒たちと触れあいたいし、仕事したいですね。いまは、いまの時間数でいっぱいいっぱいですけど……。
 まあ、やる気はあるぜって話です。ぼくは先生としては絶望先生がいちばん近いって書きましたけど、そういう意味では、ちっとも絶望してないですよ。過程としては疲れたとかダメだとか言ってますけど、基本的にはポジティブな気持ちを保ててます。


 でも、非常勤講師の立場で、生徒たちともう少し触れ合うにはどうしたらいいんだろうな……。普通に話しかけるとかすればいいのかな?
 とりあえず教師生活の経過報告でした。ではでは。