鳩の糞



 今週は、大学院に入ってからやってきたことの現時点でのまとめみたいな発表をやらなければならず、一応それなりの形にすべく、連日研究室に泊まり込んで悪戦苦闘していたんですけど、疲れました。
 基本的に一貫した研究ってほとんど進めてないんですよね。なので、現時点でまとめるのは無理があるんですけど、まあ、中間発表なので25分のうち半分は既発表の要旨をまとめるみたいな感じでやったんですけど、指導教授からプレッシャーを掛けられていたこともあり、かなり根を詰めてやったんです。でも、ようは間に合わせなので、今回はそんなに自信のある発表じゃなかった。


 で、発表の10分前に会場である別の棟に向かっていたらですね……なんと木の下を通るとき、上の方から鳩のウンコが落ちてきて、頭とスーツにひっかけられたんですよっ!
 もうええーっ!ていう。そりゃ、間に合わせの準備で発表しようとしているおれはやましいことやってるけどさ、そういうやましいことをしているときに鳩にウンコをひっかけられるって、タイミングよすぎだろ……。こんなことってあるのか……信じられないっ! なんかすげえバカにされたような気がする……。


 ものすごく動揺したんですけど、とにかくトイレで髪とスーツを洗って拭いてですね。それでYシャツの襟に付いた赤い染み以外は目立たなくなったので、発表はできたんですけどね。
 発表は、司会が指導教官の先生で、あとは、コメンテーターの先生と、教務係の方と、ひとりだけ知らない学生の方がいただけで、これはこの発表会はいつもかなり寂しいんですけど、ぼくは、講座の後輩に来ないように言ったので、さらに寂しい感じで。まあ、お陰でプレッシャーもなく、一応無難に終わったんですけどね。というか、連日泊まり込むとか、あんなにがんばらなくてもよかったような気が…。


 で、研究室に戻った後で、「会場に行く途中、鳩にウンコをひっかけられたましたよーっ! 信じられないっ!」と言ったら、みんな爆笑してました。そりゃそうか、笑うよな、絶対……。
 いや、なんかつくづくネタだらけの人生であるなあ、とw


 一応ぼくの見解を述べておきたいと思うんですけど、おれとしては、鳩にウンコをひっかけられたことは、すげえ不本意ヽ(`Д´)ノですよw