学会情報:日本近代文学会 2008年度秋季大会
日本近代文学研究の学会のうち、最も大きな学会である日本近代文学会の本大会が、今年は東北大学@仙台で行われます。
大会までもう二週間を切ったので、このblogでも日本近代文学会の公式サイトから学会のスケジュールを転載しておきます。
日本近代文学会 2008年度秋季大会
日時:2008年10月25日(土)〜26日(日)
場所:東北大学 川内北キャンパス・マルチメディア教育研究棟 M206教室
25日(土) 14:00〜
開会の辞 佐藤伸宏
研究発表
権田浩美「富永太郎とモダニズム―中原中也記念館・神奈川近代文学館所蔵の未刊行資料を中心に―」
仁平政人「川端康成『山の音』の方法」
楠田剛士「井上光晴『地の群れ』における「被爆者部落」の問題」
懇親会 (川内北キャンパス厚生会館にて開催)
26日(日)
パネル発表 10:00〜
《A会場》石原純の世界―「科学」と「文学」を座標軸として―
(パネリスト)紅野謙介、島村輝、西尾成子
《B会場》〈全集〉出版と読者―改造社を中心に―
(パネリスト)庄司達也、杉山欣也、山岸郁子 (司会者)掛野剛史
《C会場》戦前期日本ペンクラブをめぐる諸問題―日印文化交流と国際文化政策―
(パネリスト)山本亮介、目野由希、稲賀繁美 (ディスカッサント>梶原景昭
《特集》〈身体〉の加工と文学 13:30〜
有元伸子「三島由紀夫の行為する身体」
友田義行「顔の加工/仮構―安部公房/勅使河原宏『他人の顔』論」
巽孝之「沼正三『家畜人ヤプー』の解釈共同体」
吉村萬壱「痛い小説を書く理由」
(司会)乾英治郎・山口俊雄
閉会の辞 山田有策
ちょっと堅い感じもしますが、権威ある学会/大会なので、まあそういうものでしょう。
最もキャッチーで、おそらく大会の目玉となるのは、二日目/午後のプログラム「《特集》〈身体〉の加工と文学」で、巽孝之、吉村萬壱も登場。これは楽しみです。