学会情報:ナラティヴ・メディア研究会第1回ワークショップ
相変わらず忙しくて全然blog更新できてないので、もう読者みんな離れちゃったんじゃないかな、という気もするんですけど、その上まだ忙しい状況は続いているんですけど、来週の週末聞きに行く予定の学会の情報だけアップしておきます。
伊藤剛と宮本大人という、いま、マンガ研究の最前線で活躍しているふたりの研究者の講演を聞くことができるということなので、仙台近郊在住で、かつマンガ研究に興味のある方には、聴講をオススメします。
ナラティヴ・メディア研究会第1回ワークショップ
「コミック研究のフレーム再考のために―研究方法の多様化と今後の展望―」
日時:2008年2月9日(土)13時〜18時
場所:東北大学大学院情報科学研究科・新棟2階大講義室
主催:ナラティヴ・メディア研究会
共催:東北大学大学院 情報科学研究科
研究発表(13:00-15:00/コメンテイター:森本浩一)
岩下朋世「「少女マンガ」に関する批評言説の批判的検討」
三浦知志「アメリカにおけるマンガ批評の検討―マンガ作品の正典化の功罪 」
木村雅史「「内面」の表象としての身体―黒田硫黄『大日本天狗党絵詞』を読む」
ジュリアン・ブヴァール「マンガと政治をめぐって―両者の関係を考察するための方法」
講演と討論 (15:30-18:35/司会:森田直子)
伊藤剛「マンガ実作指導(技術指導)と、マンガ表現論(理論)はどう接続されるのか?」
宮本大人「マンガの言葉/マンガと言葉」
最も詳細な情報は、マンガ学会のHPにあるこちら。
ナラティヴ・メディア研究会
研究発表の中では、黒田硫黄『大日本天狗党絵詞』論がとても楽しみです。『天狗党』は、一回目に読んだときには何が起こっているのかまったくわからなかったのだけど、なんとなく惹かれるままに十回くらい読み返しているうちに内容が浸透してくると同時に、どんどん魅力が増していくという、他にないマンガ体験を味合わせてくれた作品で、僕の中でも特別な作品なんですよね。
伊藤剛氏と宮本大人氏はblogも持ってるのですが、文中でリンクを張ると、トラックバックしちゃうので張りません。ウチのアンテナの「漫画&アニメ」カテゴリから辿ってください。
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