今月の日記

 そろそろ更新しないと。
 なんだかやたらと忙しいのでなかなか更新できないのだけれど、blogの更新も僕は重視してるし、なんとかどんどん更新していきたいな、とは思ってます(希望)。
 が、やはり忙しいので、とりあえず、15日以降の日記をさしつかえない範囲で。


 10月18日 電力ホール人形浄瑠璃文楽


 10月20-21日 仙台戦災復興記念館で日本児童文学学会第46回研究大会。
 学会に行くと魅力的な人たちの姿を生で見ることができるもので、横川寿美子先生、上笙一郎先生、米村みゆき先生、竹内オサム先生といった方たちの姿を拝見することができたし、ラウンドテーブル「子どもの問題と児童文化・児童文学の可能性」で話題提供者の一人だった児童文学者の柴村紀代先生は、初めて知ったのだけど、それこそ童話に登場する「すごみと優しさを兼ねそなえた魔法使いのおばあさん」という雰囲気を漂わせていて、お話の内容も「子どもばかりか大人までキレる現代のストレス社会において児童文学に何かができるとも思えないが、疲れきった自分を、夜、かろうじて支えてくれるのが物語であり、皮相な物語ではなく根源的な人間理解に基づいた物語こそが、人を支えることができる物語なのだ」という、なんだかとても勇気を与えてくれるもので、行ってよかったな、と。研究発表では『時かけ』論もあったのだけど、これは若干不満もあるので、そのうちこのblogでも『時かけ』論を書きます(本当か?)。


 10月25日 国際文化センターで東北大学国際高等研究教育機構開設記念式典(講演:大江健三郎白川英樹)。
 次の予定があったので、大江健三郎の講演は十分くらいしか聞けなかったのだけれど、大江氏は、壇上に立った最初の方は「緊張しています」と言いつつ、本当に原稿を読みながら下の方ばかり見ていて、そのうち自分のユーモアに自分で笑ったり、客席のウケがあったりしているうちに、だんだん上を向いて客席の方を見て喋るようになっていくという姿を見せてくれて、ああ、この人はこんなにえらくなったというのに、いまだにシャイな人なんだな、と。そういう人間的な部分がかいま見ることができて、ちょっとの時間だけど、見れてよかったです。


 その他いろいろ。まあこんな感じ。
 今一番したいのは、Perfumeのライブに行くことです。


 次はまじめに更新します。




うそつきエミリー (ジュニア・ライブラリー)

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読む人間

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