Perfumeと中田ヤスタカ



 Perfumeについて。最近知ってかなり気に入ったんで、少しだけ周辺情報を調べてみた。
 Perfumeは、80年代の香りが漂うテクノポップ・アイドルユニット。wikiによれば、2002年、インディーズデビュー。広島限定で活動。2005年、メジャーデビュー。公共広告機構のCMで新曲「ポリリズム」が放送中。メンバーは、大本彩乃(のっち)、樫野有香かしゆか)、西脇綾香あ〜ちゃん)で、今は18-19才。シングルはインディーズで5枚、メジャーで5枚。「ぱふゅ〜む」名義の2枚はパッパラー河合のプロデュースで、Perfume名義になった3枚目からプロデュースが中田ヤスタカに代わり、テクノポップ路線に。これで化けたよう。しかし2004年の「モノクロームエフェクト」では、まだこんな感じ


 代表作は、こんな感じかな(つか僕が好きなだけ)。


 Computer City



 チョコレイト・ディスコ



 ポリリズム



 Perfumeを見ていると、とても新鮮な魅力を感じるのだけど、本人たちは普通の女の子なんじゃないか、普通の女の子たちがテクノポップのクールなサウンドに乗せて、ロボットダンスを踊っているっていうミスマッチな感覚が魅力の本質なのではないかと思える。で、これはアイドルの魅力を引き出すプロデューサーの力が大きいんだろう、ファンはアイドルそのものというより、プロデューサーの脳の中にあるアイドルのイメージ、「少女」のイメージに惹かれるんだろうなって気づくわけで、プロデューサーの中田ヤスタカとはどんな人なのか、がぜん気になってくる。
 再びwikiによれば、中田ヤスタカは、1980年生まれのプロデューサー/リミキサー/DJ。女性ボーカルこしじまとしこと組んだ 2001年結成のユニットcapsuleを中心に活動中とある。アルバムはすでに8枚。動画で確認してみると、


 tokyo smiling



 レトロメモリー



 Plastic Girl



 ぐあー、なんですかこの野宮真貴は。ピチカート・ファイヴじゃないですか。ピチカート、好きだったんで知ってたら絶対すぐはまってたはずだけど、音楽関係の情報まるきり遮断してたからなあ。後悔。しかしなるほど、テクノと「少女」を組み合わせるセンス、中田が00年代の小西康陽なら納得。
 中田ヤスタカは、スタジオジブリの百瀬義行監督とのコラボで「SF三部作」と称されるミュージッククリップを制作しており、これらはスタジオジブリのDVD『ショートショート』に収録されているよう。ノスタルジックな感情を喚起する、80年代に夢見られた未来都市のイメージ。Perfumeと共通する匂いがします。


 ポータブル空港



 space station No.9



 空飛ぶ都市計画





Perfume 〜Complete Best〜 (DVD付)

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FRUITS CLiPPER

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ジブリがいっぱいSPECIALショートショート [DVD]

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