トぜンソウ



 ふう。やっと終わった。今週は大ピンチだったのですが、なんとか無事切りぬけることができました。この三日間の睡眠時間は、0時間、6時間、6時間で、一日平均4時間ですね。こりゃ眠いわ。
 まあこれくらい忙しい人はいくらでもいると思うんですけど、忙しすぎると、さすがにイライラしてきますね。ぼくは性格は「優しい」とか「甘い」とか思われてると思うんですけど、そんなのはうわべを取り繕ってるだけの話で、ぜんぜん性格悪くて、怒りっぽくて短気で喧嘩っぱやいですからね。イライラが表に出ちゃってることがあって、忙しくてもそれを感じさせない人ってすごいなと思いますね。そういうのも慣れなんでしょうか。


 今週は初めて3年生の授業に入ったんですけど、やはり1年生や2年生よりもずいぶん落ち着いていて、大人はいいな、と思います。
 大学のほうがむしろ子どもっぽい人って多いような……。ぼくのことなんですけど(笑)


 男子生徒にたびたび「かわいい」って言われるてるんですけど、それって大人の男としてどうなんだろう? 女の子はだいたいどんな先生にでも言うものだと思うのだけど、男の子に言われるのはな……。すでに3回くらい言われてるんですけど……。
 まあ、理由はわかってるんですけどね。たぶん、ぼくは「かわいらしさ」をめざしてるところがあるんですよね……。もっとこう、「かっこよさ」とか、「大人っぽさ」とかを目指せよって感じなんですけど。


 ちなみに、しばらく「女の子喋り」がマイブームでした。「えっとー、えっとー、○○先輩はー、××先輩のコトー、どう思ってるんですかっ?」とか舌足らずなしゃべり方で、後輩相手に質問しては、「先輩、大人なんですからやめてください」とツッコまれるという。上目遣いで、胸の前で両手を組んでぶりっ娘っぽくやるんですけど。
 いや、ツッコまれるのが楽しくてやってるところがあって、いちいち丁寧にツッコんでくれる子を選んで繰り返しやってたんですけどね。もうこのマイブームって終わったんですけど。


 でも、優しすぎるのも問題で、人を甘やかしちゃうんですよね。「それは本当の優しさじゃないから」とよく言われるんですけど、わかってはいるんですよ。厳しくすることが優しさであることもあるし、嫌われることを引き受けなければならないときもある。
 でもねえ、ここ数年ずっと人に好かれる努力ばっかりしてきたぼくが、いきなり「生徒に嫌われようが、大人としての厳しさも持ちなさい」と言われても、それはなかなか急に切り替えるのは難しいんですよ。まあ少しずつ意識はしていきますけどね。他の先生の授業風景をちらちら見てると、おそらく大事なのって「落ち着き」ですね。それを身に付けるには、やっぱり経験を積み重ねていくしかないんでしょう。


 今週はずいぶんいろいろなことをやった気がしますが、落ち着いたら、しばらくゆっくり本を読む時間をとりたいですね。読みたい本はたくさんあります。
 blogでは映画のことを書きたいんですけどね。なかなかまとまったものを書く時間ってないですね。


 今週忙しい一週間を過ごしていて心に浮かんだよしなしごとを、つれづれなるままにそこはかとなくプラウザに向ひて書いてみました。
 書くことは、狂うこと。


 では。